料理 2009.10.18(Sun)
ある人から、先日アップした画像の処理がよくない(あれじゃちょっとネムたいんじゃない?)との感想をいただいたのでちょっとやり直すついでにブログの記事にしてしまおうという「ついで」企画。
私が撮影時に考えるのは、「いかに諧調が豊富な”画像データ”を持ち帰るか」に尽きます。
そのためにはRAWデータを使います。
JPEG撮影でもカメラ任せである程度キレイに撮れますが、JPEG変換処理の過程で失われる諧調データはあとで取り戻せません。
一方、RAWデータはレンズを通して画像センサーが捉えた情報を文字通り”生”の状態で保存します。
RAWデータを扱えるデジタル一眼レフカメラを持っているのならRAWで撮影したほうが自分の望む最終出力を得られやすいのです。
謂わば、前者は魚屋に行って調理済みの切り身を買ってくるようなもので、後者は生の魚を一本買ってきて自分の好みの大きさに切って味付けや焼き加減を調理するようなものでしょう。
で、調理の過程=画像処理(いわゆるフォトレタッチ)というわけです。
料理がそうであるように、レタッチ作業にもにも知識や技術が要求されるのですね。
料理が悪かったのが冒頭の例、というわけです。
RAWで撮ったまんまの画像。
霞んだ空気のせいでいかにも眠たいし、午後の傾きはじめた光線に合わせて補正もかけてないので黄色っぽく色が被っている。
でも、この画像からでも望む絵(目で見た印象や、こう見せたいというイメージに近い絵)が得られるのです。
上のデータに対して、RAWデータを展開する際に露出の微調整、コントラスト調整をした上で、
■ レベル補正
■ カラーバランス調整
■ 彩度調整
■ 部分的な諧調補正
■ コントラスト調整
■ トリミング
■ シャープネス調整
を適用してこうなります。
手を抜いてはいけませんね・・・
私が撮影時に考えるのは、「いかに諧調が豊富な”画像データ”を持ち帰るか」に尽きます。
そのためにはRAWデータを使います。
JPEG撮影でもカメラ任せである程度キレイに撮れますが、JPEG変換処理の過程で失われる諧調データはあとで取り戻せません。
一方、RAWデータはレンズを通して画像センサーが捉えた情報を文字通り”生”の状態で保存します。
RAWデータを扱えるデジタル一眼レフカメラを持っているのならRAWで撮影したほうが自分の望む最終出力を得られやすいのです。
謂わば、前者は魚屋に行って調理済みの切り身を買ってくるようなもので、後者は生の魚を一本買ってきて自分の好みの大きさに切って味付けや焼き加減を調理するようなものでしょう。
で、調理の過程=画像処理(いわゆるフォトレタッチ)というわけです。
料理がそうであるように、レタッチ作業にもにも知識や技術が要求されるのですね。
料理が悪かったのが冒頭の例、というわけです。
RAWで撮ったまんまの画像。
霞んだ空気のせいでいかにも眠たいし、午後の傾きはじめた光線に合わせて補正もかけてないので黄色っぽく色が被っている。
でも、この画像からでも望む絵(目で見た印象や、こう見せたいというイメージに近い絵)が得られるのです。
上のデータに対して、RAWデータを展開する際に露出の微調整、コントラスト調整をした上で、
■ レベル補正
■ カラーバランス調整
■ 彩度調整
■ 部分的な諧調補正
■ コントラスト調整
■ トリミング
■ シャープネス調整
を適用してこうなります。
手を抜いてはいけませんね・・・
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- ★フォトレタッチ&画像処理